キム・ヨンイム(김영임: 重要無形文化財57号)　公式ホームページ

金・ヨンイムの アリラン

アリラン（아리랑）

ありらん、ありらん、あらりよ
ありらん峠を越えて行く
私を捨てて行くあなたは
10里も行かずに足を痛むでしょう
ありらん、ありらん、あらりよ
ありらん峠を越えて行く
行こう、行こう、急いで行こう
白頭山の天池に日が暮れていく
・・・

ジョンソン・アリラン（정선 아리랑）

韓国のアリランは、地域ごとにいろんなアリランが存在しますが、これは韓国の東北地方である、江源道のジョンソンと言う地域のアリランです。アリランの内容は愛をテーマとしているのですが、この歌は少し古い言葉も混じっているので、韓国人の私にも歌詞が部分的にはよく分かりません。ただ歌を聴いていると、悲しい内容だなと言うのが分かり、そこから歌詞を推測しながら聞いていました。
いままでで色んな韓国の歌を紹介したのですが、いくら楽器の演奏が上手でも、人の声やそこに込められた感情に勝る事はできないかなと思うようになりました。日本にいる時も地方の何々節という歌を聞くと、いいなと思ってたのですが、やっぱり歌の原点は人間の声や心ですね。この曲を聞きながらこんな思いをしましたと言う事です・・・

 
정선아리랑

回心曲

回心曲とは、18世紀朝鮮時代に西山大師と言うお坊さんが仏教の布教の為に作った歌です。内容は親孝行し、貪欲心を捨て、日頃良い行いをし、仏様に念仏を唱えて、極楽に行ってから太平歌（何の心配もない平和な時に歌う歌）を歌おうとの内容で、人が生まれて、親に育てられ、死に至るまでの話を語っています。　※　歌詞全文

１．人生の道
２．親の恩
３．何年生きるって言うのか
４．死への道
５．あの世への使者
６．風道地獄
７．極楽旺盛

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